最後に朱浬もでてきて,最終決戦。智春はすべての運命を受け入れ部長を倒す。しかし主人公特権でイグナイターがすべてをいいように収めてくれた…という話。あっ恋愛はお約束でやっぱり解決せず。
ここ数話の終盤の勢いはどう考えても智春たちが負けるとは思えず,なおかつたくさんの女の子を味方につけたハーレム状態で,むしろコアラ部長の方が,みんなから寄ってかかっていじめられているようにも見えた(w。
そして物事が丸く収まり,操緒も実体化,奏との選択を迫られるが,どうみても,二人とも選んで大丈夫じゃない?という感じで,これもとてもゆるく終わった。ドーテーって,奏とは終わらせたのですよね?。むしろ操緒が条件をそろえるために迫ってくるとかしたほうがエロくてよかったのでは?;-p。
というわけで終わり。設定が複雑で登場人物が多くて,なおかつその場の勢いで作ったようなシーンが多くて,とにかく分かりにくかった。分かりにくかったけど,全体と通して,ゆるーい雰囲気が流れており,妙な味わいがあった。プロット自体も荒唐無稽だけど,人物描写はここのエピソードも実にフィクションチックで,そういう意味ではいいバランスだった。萌えアニメというかハーレムアニメだとは思うけど,視聴者にこびてるというより,登場人物が好き勝手にやっている感じが,なんか入っていけないけど,楽しそうだなぁ,智春っておいしすぎるよなぁ…な感じだった。
というわけで,むちゃくちゃなアニメだったけど,妙に愛着のある作品になったと思う。お疲れ様でした。