たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

バディ・コンプレックス 13話 (最終回)

ゾギリアのガラプーシュカ砲により大きなな被害を受けた連合軍。そして再度ガラプーシュカの準備が始まる。その合間に襲ってきたゾギリアのカップリング機にはビゾンとヒナが乗っていた。青葉とディオはそれをしりヒナを止めようと語りかける。青葉の声が届いたヒナはカップリングを解くが再度のカップリングを迫るビゾンを止めるべく,青葉がヒナとカップリング。そこにガラプーシュカの巨大な力が…。時空間が折れ曲がり,ビゾンは過去に飛ばされる。すべてを知ったヒナはビゾンを防ぐために過去に飛ぼうとするが,ヒナが無限ループに陥ってることをさとった青葉はヒナを止めビゾンを倒す。そしてヒナを助けループを抜け出す…という最終回。
ヒナがほむらだった…だった。
種明かしは,ガラプーシュカ砲のエネルギーによりヒゾンとヒナは青葉がいた過去に飛ばされたということと,過去で青葉を助けた雛は幼女化し,また未来に飛ばされヒナとしてそだった。過去と未来を繰り返し行き来し,永遠に青葉を助ける存在だったということになる。
時空を行き来するだけじゃなく幼女化するっていうのはさすがに唐突すぎる。視聴者というよりよくヒナ自身がそれを理解できたな…と。それから永遠にループを繰り返しているのはいいとしてなぜ今回だけそこから脱出できたかもわからない。
何よりも驚いたのは,今回の一話で,この種明かしをして終わったこと。てっきり2クールにつなげるのか…と思ったのだけど続編のアナウンスもないしこれで終わりか?。もっともゾギリアには過去から帰ってきたヒゾンらしき人物がいて新たな種を仕込んでいるようだけど…。
というわけで,全体を通して書くと,カップリングというフックの効いたネタとタイムパラドックス的な謎を仕掛けとして持っているが,それ以外は王道のサンライズらしいロボットものということで見やすい構成だった。それだけに最終回で力技で謎の部分を全部開放してしまったのは残念。2クールあればその辺をじっくり謎といていく段階でいい話を作れたんじゃないかなぁ。本当は2クールで企画されていのではないですか?。
続編は作られるのかわかりませんが,戦争自体は何も終わっておらず,このまま終わるのはもったいない気もします。いずれにせよお疲れ様でした。