地球から火星に入植した人類は火星の古代人の遺跡から力を受け継ぎ，地球に対し独立し攻撃を仕掛けた。圧倒的な優位性を保ちつつ休戦をしていた。あるとき火星人の皇女アリューシアが和平の使者として地球へ来るが，地球で暗殺にあう。それを気に火星の総攻撃が始まる。
宇宙船の火星人のやり取りがSF的なのに対し，地球人の伊奈帆らの生活が，現代日本的で，そのアンバランスが面白いが，すぐに軍隊など出てきてきな臭い雰囲気になる。
シチュエーション的に，地球人が不利という状況ではじまるのは，興味深い。いや，ガンダムも地球に対しての独立戦争だったから，似てるといえばそうだけど，もっと圧倒的な戦力差を感じるし。
とはいえ，今回の皇女暗殺，どうも地球側が仕掛けたのではない気もするので，火星側も王族と軍部とかそういう対立がそのうち出てくるんだろうか?。
現状様々な材料が見え隠れして，それを虚淵氏がどういう風に進めていくのか?と期待が高まる。
志村貴子のキャラデザは，女性を見てるとそうだな，と思うんだけど，男性をみてると，志村キャラっぽくないなとは思った。
