年配の花職人である蔵六は，ある夜，コンビニでお腹をすかしように座っている少女を見かける。生意気な声をかける少女を叱ったが，直後少女は消えてしまう。車に乗った蔵六はその少女が同乗してることを知るが，鉄球が降ってくるとか矢が降ってくるとか，急に窮地に陥る。少女たちが不思議な能力を使って戦ってることを知り，叱り警察に突き出すが，自分も取調べを受ける。が，なぜか釈放。車を処分し，自宅に帰る蔵六の前に，最初の少女が現れ，自分は能力者で，研究所で育てられたが，逃げててきた。研究所をつぶしたいということをいう。あまりにも不尊であったが，ほおって置けず蔵六は自宅へ連れて帰る…という話。
話が長いな…と思ったら1時間スペシャルだった。おかげで，舞台の概要はつかめた。
能力者の女の子が，組織から逃げてきて，男性のところに保護され，協力を得る…というのは，巻きこまれ方の典型だが，今回は頑固ジジイというのが，ミソ。オッサンというのはこれまで結構あったが(Dimension Wとか)，爺さんというのは珍しい，と思ったら，ハイジがそうか(笑)。いや，実際蔵六はハイジの爺さん的な風貌だし，紗名もドレスとか着てるけど，最初のハイジなみに口の聞き方を知らない。…ということで，ハイジ型なのねと納得。
もっとも少女同士の異能バトルというと，欝展開の別の作品をも思い出すので，あまりそういう方向に行かないことを希望する。原作モノらしいけどどうなんでしょうね。
