たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

夏目友人帳 陸 11話 (最終回)

箱崎邸で部屋探しをする夏目と名取。箱崎の孫娘のために植えたかえでが見える場所に部屋があるのではと探す夏目。そして式の龍がドアを隠していることを発見する。しかしもう一匹の式が部屋の資料を燃やし去ってしまう。炎を見ながら夏目は名取に友人帳のことを語る…という話。
箱崎の孫娘が祖父の想いを知ることなく終わったのは,ちょっと残念なきがしたなぁ。そういうものなのかもしれないが…。
あと夏目の名取への告白も,名取がどう受け止めたのかよくわからないまま終わった。名取の役割が原作でもまだはっきりしてないからなんだろうか?。
今期の最終回,シリーズとしては安定したものだが,今回は夏目の日常の友人たちとのエピソードや,妖たちとのエピソードを丁寧に描いていたのに,終盤が,祓い屋の話になっていたのは,すこしどっちつかずだった気がした。祓い屋の話で緊張感を出そうということかもしれないが,状況が変わるわけでもないので,カタルシスは無く,だったら普通に日常の話でもよかった気がする。ただこれまでは名取は妖を憎んでおり夏目を妖から遠ざけようとしてるように描かれていたのが,今回は若干やわらかく描かれていたようにも思う。
またきっと続きがあるのでしょう。それを楽しみに待つことにする。いい時間を過ごさせていただいた。