たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

3月のライオン 26話

川本家にかえってきたひなた,明らかにイジメにあったような様子で泣き崩れ家に迎えられる。クラスにいた小学生のころから仲が良かった友達が3年になり激しいイジメに会う。先生も他のクラスメイトも見てみぬふりをする。それでもひなたは手を差し伸べるがそのうち不登校になり,転校していく。ひなたはいじめていた生徒に食ってかかるが,そのうちひなたがいじめられるようになったとのこと。自宅を飛び出したひなたを追いかける零。しかし自分は間違ってないといいきるひなたに零は逆に衝撃を受け,自分が救われた気がする。翌日零は図書館にひなたを誘い,その後川本家に帰る。川本家は全員でひなたを向かえ,イジメに立ち向かったひなたを賞賛する…という話。
なんかすごい回だった。作画も,ひなたが夜走るシーンではシャフト得意の平面的な絵がコマヌキで大きく動くような作画,そして川本家での食事のシーンでは明るく光に包まれたような柔らかな絵,背景まで緻密に書き込まれたもの,という作画によるシーンの表現が素晴らしかった。
話の方もイジメという重いテーマ。でもひなたが自分がいじめられたことよりも友達がいじめられたことのほうを怒っていること,間違ってないと言い切りながら,激しく泣いているというのは,なんかすごいな…と思った。がんらいひなたはたくましいし,川本家もそういう彼女を肯定している。零は何か自分に出来ないか?と考えているようだが,高校生一人にできることはあるんだろうか?。まぁ話上,なにかあるのかな?という気はするが。