猫を殺す悪霊の過去を見せられるチセ。それは病弱な妻を助けるために魔術師に従ったところ，猫を殺して薬を作るように言われる。言われるままに作って妻に飲ませたが，妻はその場でどろどろになってしまう。正気を失った男は猫を殺す悪霊となる。そしてチセはその悪霊と妻の魂を消し去るように言われるが，チセはその魂を種とし，新たな土地で根付くことをする…って話。
どうも登場人物がよくわからないのだけど，公式ページを見ると，チセをけしかけていた二人組みも，男を騙した魔術師もレギュラーなのね。
うーん，話は分かるけど，どうもこの作品，グロイというか，えげつない描写が多く，見ていて気持ち悪さを感じる。話上必要だったのかもしれないけどチセが人身売買にかけられていたというのも，再三話で強調されエリアスがチセを買ったということが強調される。今回の猫の惨殺シーンもグロイ。登場人物の考えていることが良くわからないのも，不信感を感じる原因かも。この気持ち悪さが，この作品の尖がったところなのかもしれないけど，まだどういう風に見たほうがいいのかつかみかねている。
