たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

刀使ノ巫女 24話 (最終回)

タギツヒメを倒したものの,可奈美と姫和はカクリヨにとじこめられてしまう。厄災が収まったものの荒魂は人の世にあらわれ,刀使たちはその都度荒魂を切っていた。数か月経つが二人の消息はわからない。一方カクリヨで可奈美と姫和はそれぞれの実家にたどりつき,そこに若いころの母たちとあっていた。母子は話し合い,姫和はこれまでの思いをぶつけ,紫への確執も解消する。そして可奈美と姫和は再び会い,二人の母親も再会する。可奈美と姫和に帰れという母たち,可奈美は母と立ち会いついに一手をえる。そして桜の季節。刀剣大会の日決勝戦で戦う可奈美と姫和がいたという終わり。
カクリヨで母親との別れをじっくり描く最終回。可奈美というよりは姫和の問題に綺麗に片をつけ,気持ちよく終わった最終回だった。
可奈美があってるは母はいつも修行してる母で,可奈美が娘と認識してるのに,姫和は母と初対面なのが興味深い。可奈美,兄がいるのか。その辺の話,初めて出て来た。母子関係があるのに,男が極力出てこない。
全体を通して。始まる前公式ページを見ていて,女子高生が刀を持って戦う抜刀美少女もので女の子がたくさんいるタイプで,自分の趣味範囲ではないかな,と思ったのだけど,シナリオ構成が郄橋龍也だったので見てみた。結果結構おもしろかった。2クールなのでじっくりキャラを描けたというのもあるけど,キャラがたくさんいるにも関わらず,まんべんなく描くことにこだわらず,キャラに濃淡をつけて描いていたので,話の焦点がぼやけることがなく,ストーリの方向性がしっかりしていた気がする。
とはいえ,回によってちょっと出来不出来があった気がする。最終回はもちろん良い出来だったので,総じて良印象で終わった。お疲れ様でした。