龐夫人を倒した際に,先帝を殺したのが自分であることに気付いた龍澄。一方蒙忌は征天の司令官になり,蒲訢を退ける。征天を攻撃する反抗軍に蒙忌は攻撃を仕掛けるが,その後蒙忌は帝都に征天を向ける。征天内に侵入した殷は寧にであい戦いになる。一方他の反抗軍は征天の中心にたどりつくがなにもできない。しかし訢が現れ,核の隔壁をはがし,反抗軍は核を破壊。蒙忌が征天を撃つが自爆してしまう。征天が崩れる中戦っていた寧は正気に戻るが,がれきに足を挟まれてしまう。そこに目をやられた訢が現れる。動けない寧の足を殷は切り脱出する。征天は壊れたが帝国の戦いは続く。大切なものをすべて失った澄は冷酷に戦争を進め,反抗軍との戦いもづつく…という話。
…えー?,そういうオチなの?という感じ。特に訢の手紙を受け取った澄が黒皇帝になってしまったところに驚いた。しかも反抗軍も何も解決してないし。
うーん,どうしてこういう話なんだろう。結構いい舞台装置がそろっていたと思うんだけど。それにしても主役と思った殷が話としては何もしてないのにも首をかしげる。基本的に澄と寧と訢の話になってしまった。特に澄はとてもかわいそうな皇帝として描かれていてこういう風に終わるのは残念。寧の両手だけじゃなく両足も失われる…というオチも,ちょっと好きではない…。
途中まで面白そうだと思っていたのに,なんか残念な結果になった。これって最初から1クールでプロットしていたのだろうか?。なんか中途半端で終わった感があるし,でも,重要な部分は片付いたので,続編が作れそうな感じもしない。まぁ殷と澄の話はまだ描けるだろうけど…。