たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

マリア様がみてる〜春〜 6話:片手だけつないで

三薔薇様が卒業した後に,志摩子さんと白薔薇様の出会いの話…というのは原作通りの順番なんですが,本当にそうやったのでびっくり(…というのは前回の予告の時ですけど)。

冒頭の志摩子さんと祐巳の会話から想い出話に導入という手法はアニメオリジナルで感心。というかそのせいか最初はずっと志摩子さん視線で描いていて,白薔薇様の視点が描かれなく,「こりゃ原作未読の人には,何のことなのかわからないのでは?」と思ったら,後半は同じシーンを今度は白薔薇様視点で描き直し。ちょっと早足の感はありましたが,じっくりビデオとかで見直せば,結構深いのではないでしょうか?:-)。アニメでこういう描き方は新鮮です。

とはいえ,栞とか先代白薔薇様が出てきて,白薔薇ファミリーファンのわたしはすごくうれしかったのですが,「これって第一期観て無い人には,本当にちんぷんかんぷんだよな」とか思ったりもしましたが,そういう人はDVDを買うのか?…。

実はいろいろ伏線を消化した回でもあり,なぜ志摩子さんが祥子さまから「志摩子」と呼び捨てにされているのかも,ここでわかります。白き花びらで原作にあった先代のセリフを今回に持ってきていたのも良かったです。

あと祥子様が志摩子さんをスールに向かえようとする話はおそらく紅薔薇様の指示で動いたんでしょうけど,最後の笑顔でそれでそれがわかったのが良かったです。この辺の描写は原作でははっきりされてなかったので,アニメの良さが出てました。

というわけで,志摩子さん白薔薇様に昇級。来週から学年も上がります。

マツケンサンバが中間CMから後ろに移動したのは,「ぶち壊しだ」という意見が反映されたのでしょうか?,早っ。