雪山の中に春の状態を作り出す蟲に惹かれた少年とその姉のはなし。
今回はギンコのミスにより少年ミハルが目を覚まさなくなる…ということでいつもよりギンコがお話への絡みが深い。姉スズにも惚れられたようにも見えたけど。まぁでもひとつの場所に長居できないということで,やっぱりギンコは去っていくと…。
少年ミハルがちゃんと成長してるのか?…という気がしましたが,ギンコに教えを乞う…ってことで蟲師になれるのでは?…。スズと一緒にギンコと旅をすれば?…とか思ったりもしたけど,まぁそういう展開はないのでしょうね。というか蟲師に出てくる人たちって土地に根差してる人たちばかりですね。旅をしてるのはギンコだけで…。人というのは本来は土地に縛られているものだ…という考え方が作者にはあるのかも知れません。