たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

灼眼のシャナ 全体を通して

一週間経ってしまいましたが,全体の感想を書いてなかったので…。
一言で言うと「とても良いツンデレでした」:-)。
…というか,まぁツンデレはそうですが,要はこの作品,それ以外にも抜刀少女,学園もの,三角関係,巨乳のお姉さん,ただ者ではないママ,メイド,怪物,魔法?,パンツ,貧乳…,等などアニメやマンガファンが喜ぶような要素をコレでもか…と詰め込んだ作品でした。…ですが,うまく機能してました。ケレン味の強さがはなにつくこともなく,素直にエンターティメントとして楽しめました。ここまでやられるとリアリティなんって必要ない…って感じで。
まぁこの辺の話は,陰からマモルとかを観ていても思ったんですが,ベタなアニメ的手法の作品が意外に心地良く見れる場合もあったり,一方でよみがえる空みたいにドラマ的手法の作品があったり,どうも「リアル」とか「ベタ」とか「いかにも」とかというより,それぞれの狙いどころの中での絶妙のバランスとかいうのがあるんだろうなぁ…と。なので,もしかしたらバランスを崩して全然入り込めないケースもあり得たんでしょうけど,この作品は楽しめたし,上記かしましと違って,この作品なら映画見に行っても良いかな…とか思ったりもしてます。
まぁそれ以外にも作画もそんなに大きくは崩れなかったし,毎回CM扉絵でスタッフのサービスがあったり,ギャグを狙った水着回とその予告があったり,いろいろ飽きさせずにアイディアを詰め込んでいた気がします。印象的なセリフとか,おもしろい名前とかは原作にあるのでしょうが,おそらくそれ以外にアニメにするにあたって,いろいろやったんだろうなぁ…とは思います。
…というわけでエンターティメントとして十分に楽しめました。殿堂入りか名作かは微妙なところですが,いい線行ってると思います。