たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

地獄少女 三鼎 26話 (最終回)

地獄少女 三鼎」感想
地獄少女になったゆずきは秋恵の父親が依頼した秋恵を流した女の地獄流しを受ける。しかし父親が依頼を取り消したため,無理やり流そうとしたため,あいが止めに入る。そしてキクリ蜘蛛がゆずきを裁こうとするが,あいが受けることになり,あいは未来永劫地獄少女をすることを承諾する。そしてゆずきは成仏する…という話。
人は理不尽なことも見て見ぬふりをする。見てるだけしかできないこともある。ゆずきも何もできず,地獄送りを見るだけしかできなかったが,あいも餓死するゆずきを見ることしかできなかったことを悲しんでいたらしい…。
ということなんだけど,こんかいそもそもこの街にあいがやってきて,ゆずきに絡んでいたのは,それが理由だったんだろうか?。あのあいがゆずきに同情して泣いていたというのは,普段感情を表に出さないあいゆえにぐっと来るものはあったのだけど,ちょっと腑に落ちない感じはした。
ちょっと今回の話は一回で済ませるのは尺が足りないなという気がした。ゆずきのはなしも秋恵の話も無理やり詰め込んだのでつぐみが何で絡んでいたかの話も,かなりあいまいのままだったし。
というわけで,最終回。全体を通して書くといつもの地獄少女。世界観がしっかり出来上がっていて,絵も綺麗なところは綺麗だし楽しめた。ただ,シリーズの大きな流れ的には,ちょっと説明不足。なぜあいが復活したのかとか,なぜゆずきなのかが良くわからない。なんでもいいから一旦地獄へ流れたあいを地獄少女として復活させるために使ったシリーズだったのかもしれないのだけど,ってことはまた四期をやるつもりなのだろうか?。
いずれにせよ,安心して観れるアニメになっているシリーズで楽しめました。お疲れ様でした。