たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

獣の奏者エリン 42話

新たに真王になったセイミヤの元を訪れた大公の息子シュナン。国をために自分と敵対するか妻となるかを迫る。想いと思惑が交錯する二人であった…という話。
いままであまりちゃんと話を追ってなかったけど,大公って真王領を守っているのに,血生臭いことをやってるからってこと都の人からは蔑まれているという構図だったのか…そりゃー深い話だなぁ。平安後期の貴族と武士の様な関係なんだ。○愛と謡ってるだけで平和がくるわけじゃない…というような話だったんですね。
普通のロミオとジュリエットよりも重い話だなぁ。国を守るためには手を血に染める必要がある…というのがこの作品の大きなメッセージであれば,王獣が闘蛇を倒すときに血に狂うという描写も実に効果的な気がする。ただそのメッセージは土曜の夕方に教育テレビで流すにはあまりにも重いテーマではあるなぁ。