アンジュは宇宙にあるエンブリヲの本拠地に飛ばされた。そこはかってエンブリヲがいた研究所で，時が止まっていた。エンブリヲはここでアンジュを妻にしようとする。一方アウローラのメンバーは時空融合をアウラが止めている間にタスクとともにヴィルキスを起動しエンブリヲの空間に行く。そしてエンブリヲを倒すことで本拠地は地球にもどり，アンジュはそこに皆で国を作ると決心する最終回。
ちょっとわかりにくかったがサラ子たちの世界にアンジュタチは下りてきてそこでノーマの国を作ったってことかな。本来の地球はあそこで，マナの世界は作り物ってことか。で，消滅もせず救済もされなかったというのはすごいなぁ。まぁアンジュたちでどうにかできるレベルではないんだろうけど。ところであの世界って銃とかあったんだ。マナの世界が消えるってことはアンジュたちも消えるから消せないし，でもアンジュたちにあの国を統治するだけの力はないから，ほっておかれた…という風にも取れる。
ところで竜の世界には人間形態の男はタスクしかいないから，アルゼナルの人たちは竜の男と結ばれるしかないってことなのか。
と，いろいろと突っ込みどころはあるんだけど，みんなで力を合わせてエンブリヲを倒すという王道の展開は，見ていて爽快感はあった。
全体を通して。
最初のエロ描写とかに嫌気が刺して感想を一時書かなかったが，最後まで見てよかった。まぁ結局最後まで肌色が多かったし。むしろ清濁を両方とも詰め込んだ大人向けのアニメだったと思う。上にも書いたけど，実は大団円じゃないんですよね。エロやギャグは熱血で実にアニメのエンターティメントとして描いているけど，普通だと捨てられる負の部分をしっかりと描いているというか主人公自体が聖人とせず負の部分をふんだんに盛り込んだところで作品の厚みが出たと思う。
実は結構毎週楽しみにみてました。ありがとうございました。
P.S.ところであの歌の秘密とかヴィルキスの正体とかって明らかになったんだっけ?
