師匠と巡業に出る菊比古。噺の評判もよく真打昇進への話も出始める。しかしみよ吉は菊比古がいないことも知らされておらず,菊比古に距離をとられていることに気づく。助六と呑みに行っているところを菊比古に出くわし決定的に。そして助六と菊比古は二人揃って昇進。二人は別々の道を歩き始める…という話。
意外に菊比古もみよ吉に惚れていたようだが…いいところのお嬢さんを嫁に取れという師匠の指導もなんだかなぁ。まぁ確かにみよ吉は師匠にも菊比古にも抱かれたのかもしれないけど,戦後の大変な時期に,女性一人で生きていた…ということを考えると,そういうことも普通にあるよな…という気がした。
まぁそれでも菊比古は,みよ吉より,助六が一番みたいだが…