まといが穴をふさぎに行くことを決心し，伸吾が見送る話。
1話たっぷり使い，まとい，そしてゆまとクラルスの決心を描いたつくりはなかなか良かった。これまでギャグテイストでふざけたつくりで一貫していただけに今回のシリアスは活きたし，ゆまのポジティブさも，ここまでその信念的なところも描かれていたため，彼女なりの決心があることが伝わった。まといが人類のためという空虚な使命感ではなく，家族三人でくらしたい。あそこにいる母に会いに行くという意味づけで旅立ったのも良かった。
この作品のテイスト的にバッドエンドで終わるとは思えないが，しおりに会えるのか?とかしおりも帰ってこれるか?あたりは鍵となりそう。ラスボス感のあるクリードキラーは本当に敵なのか?クラルスの相棒が語っていたことも何か示されるかもしれない。次回の落としどころが気になる。
