たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

正解するカド 5話

国連からワムの引渡しの要求と,従わない場合の制裁案を突きつけられた日本。ヤハクィザシュニナと真藤は,ワムを人類に広げるという目的のために,品輪彼方を電波暗室に連れ込み,ワムを与えて解析をさせる。その合間にヤハクィザシュニナと犬束首相が会談,策を練る。そして首相が公開の記者会見を行う。会見映像を世界中に公開,録画を許し行ったのは,ワムの国連への引渡しの宣言,そして品輪による,ワムの製造方法のデモだった…という話。
ワムはだれでも作れるものだった…。そしてそれをパブックドメイン化。予想の上を行く展開で,驚いた。ヤハクィザシュニナではなく品輪に解析をさせたのは,ヤハクィザシュニナの見えてるものと人間が見えてるものが違うので,人間が製造方法を理解しないといけないということなんだろう。
ワムを先進国で独占したいという思惑は,政治家には理解できるが,各国の国民の理解的にはどうだったんだろう?。理事国の決議に,先進国の市民団体とかも反発しそうだが。まぁそれと同じくらい日本の首相がヤハクィザシュニナの意思に従おうというのも不思議なんだけど…。
話がそれるが,日本の江戸時代,すべての時代ではないが,お米は国民を賄うくらい十分にあったという話を思い出した。十分にあったが,やはり食べられる人食べられない人が存在し,食べられない人は,労働を提供し食べていたという話。やはり世界の人たちに十分に分け与えてはいけないのだろうか?