たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

アルテ 12話 (最終回)

ユーリがパトロンになるからベネチアに残らないか?と誘われたアルテは迷っていた。しかしある夜よその工房で働いていた画家が,女性だからと羨ましがったことを謝りに来て,いろいろ話す。結局アルテは,フィレンツェに帰ることにする。寂しがるカタリーナには手紙を書くと約束する。そしてフィレンツェにかえってきたらレオの工房には人がおらず,レオは天井画の作画中に倒れたという。レオの代わりに絵を描くアルテ。他の工房からも手伝いが来て,アルテは絵を完成させる,という話。
アルテが自分が女性で貴族出身であることも含めて,自分であることを肯定でき,そしてまだレオのところで学ぶこともあると思う最終回だった。
良かったんじゃないかな。非常に堅実なストーリだったけど,心地よく見れた。まだまだアルテは成長するだろうから,もう少しそういうところも見たかったかなぁ。画家の話だけど,絵の薀蓄とか時代考証的な話はあまりなく,その辺は少し物足りなかったか。女性ゆえのタッチの柔らかさとか,宝飾品を描くこととか,絵的に解説しても面白かったと思うけど。
満足でした。