藝大入試直前の追い込み。八虎は予備校の先生に，八虎に足りないのは，対応力，自分勝手さ，楽しむこと，と言われて，ますます悩む。しかし友達の恋ちゃんがパティシエになりたいと言うことを語ってくれて，吹っ切れるって話。
不良としても優等生としても優秀な八虎だが，周りとうまくやってきたゆえの壁にぶつかるという感じ。芸術は周りと合わせることではないので，八虎が一番苦手なところだとも言える。でも，そこを感性じゃなくて努力で切り開くところが，この作品の特徴だし，だから人気があるんだろう。八虎は努力家で頭もいいスーパーマンだけど絶対に天才としては描かないという点が徹底している。
