たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

空挺ドラゴンズ 12話 (最終回)

ザザ号によるタキタの回収。その後,龍の回廊に入り,大量の龍に興奮するミカたちは龍を取ろうとするがうまくいかない。そしてタキタは龍の子供を返す,という話。
龍の回廊って龍がたくさんいるところ?と思ったけど,あの水が浮いてるみたいのはなんだっただろう?。龍って水生なのか?。
まぁそこそこ綺麗に終わった。龍を取って食べてるのに,龍の子供を返すことにこだわるあたり,ちょっとついていけなかったけど,龍も龍を食べてるので,まぁそんなものなのかもしれない。それにしてもミカはでかい龍をみて興奮していたが,空中戦である以上,大きすぎる龍はとっても回収できないだろうに。
全体を通して。
そこそこ面白かった。龍のデザインが面白かったが,基本的には捕鯨だと思う。でも空にすることでより命を削って感が出てたが,まぁ海でも落ちると死ぬよね。前半龍の調理法が出てきて,グルメアニメか?と思ったが後半はあまり出てこなかった。でも架空の生き物で料理してもあまり知識としては役に立たない(苦笑)。ゴールデンカムイの食材も手に入るものでもないのだけど。
フルCGの人物にもだいぶ慣れたが,キャラにより動きの滑らかさに差があった様に思う。別作品のデータを流用とかしてないなら,フルCGと手書きってどっちが効率いいんだろう?。
ストーリ的には世界観の説明の前半,立ち寄った街でのジローの甘いエピソードの中盤,タキタの遭難と龍の子供との邂逅の後半だろうか。ちょっとバラバラ感があるが,もう少し長く続けると,いろいろある群像劇みたいな感じになりそうなので,もっとやって欲しいとは思った。

昨日のブックマーク(b:id:taro-r:20200401)

リモートワークができる人とできない人を明らかにするというのはそうだろう。まぁでも,リモートでやる仕事において,なので,それだけで回ってない職種だったら,いるだけで役に立つ人というのもいる。むしろ開発とかより商談とかを通信会議でやるスキルとかも必要になるんだろうなぁ。/映画というのは昔親しんだ人向けだよなぁ。でもロボコンって50歳以上のひとじゃないのか?。/別の記事になるけど抗体検査は誤解されて使用される懸念もあるとのこと。

虚構推理 12話 (最終回)

綱人七瀬を倒し,六花も負けを認めて姿を消す。琴子とは頭を使ったので1日以上爆睡。その間に九郎は紗季と会い,今回の件と九郎の琴子への気持ちを確認し,気持ちの整理をする。琴子は目を覚まし,九郎と紗季があったことに憤慨するが,九郎が琴子をちゃんと大事にしてると言われて照れる,という話。
綱人七瀬事件の幕引き。正直,人が死んでいるのにあっさりとしすぎという気はするが,紗季としてももう人の法では裁けないとの判断なんだろう。でも死んだ刑事に家族とかいたら悲惨だよね。まぁ結婚はしてない様だったけど。
それ以外は,なんだ,九郎はちゃんと琴子の好きなのね,というオチだった。これまで琴子が勝手に九郎にアプローチしてる,という様な雰囲気もあったが,そういうわけでもなかった。これまで九郎の心のうちはほとんど描かれてなかったが,これもこれをオチに持っていくためだったんだろうか?。
それにしても,話のクライマックスだったはずの琴子の綱人七瀬追い込みのシーンよりも,今回の様な琴子が紗季にヤキモチ焼いたりしてるシーンの方が面白いというのは,いいんだろうか?(笑)。
全体を通して。
かなり楽しめた。タイトル通り,派手なアクションではなく,頭を使う系の話だったのだけど,やはり虚構であり緻密な真実を重ねるわけではなく,口からでまかせで動かしていくというのは,ちょっと新しくて面白かった。まぁ時々口八丁で話を回す様な作品もあるけど。
それよりやっぱり琴子のキャラがとても面白くて魅力的だったといえよう。女の子の方から男にアタックするところから始まっていたし,元カノに嫌がらせをしたりとか,ヒロインらしくないけど,どこか可愛らしかった。まぁ正直事件自体よりも,琴子の日常の話の方が面白かったのだけど。
殺人とか死が絡んだ話ではあるのだけど,どこかコミカルで軽いところもあった。それが良いのかどうかわからないが,最近ちょっとそういう作品が多い。重いだけだと見る方がついていけないのだろう。
もっと続きを見たいが,原作のストックはどうなんだろう?。刊行は古い様だけど,あまり巻数もないってことは,もう新作は出てないってこと?是非続きを。

pet

最終話まで見た。
人の心や記憶を操作したり潰したりできる人たちの話。
超能力ものなんだけど,従来あるSFと全く表現方法が異なっていて,なかなか何が起きているか理解しづらい。また描かれてる舞台も中国マフィアの中の話で,登場人物も少なくかなり閉じた世界。ある意味超能力ものとしてはかなり斬新な作品だと思うが,これは三宅乱丈原作からしてそうだったと思う。
自分は原作の冒頭数話をみてそのあとは見てなかった。なので,桂木の過去が出てきて,会社の中の人間関係が明かされたオチにちょっとびっくりした。あぁ,これがこの作品のヤマだったんだ。
人間関係が濃密で,ちょっと見ていてしんどかったが,斬新さは感じるんだよなぁ。ただ超能力バトルというよりは,人の信頼とか騙しとかそういうののやりとりで,もしかしたら超能力でなくても描ける話をあえて,こころをいじるという形で描いたのかもしれない。なので,人の心のドロドロしたところ,屈折した愛情みたいのがたっぷり描かれている様に思った。見てる方がもう少し距離を置いてみた方が良いのかもと思った。原作がどういう風に描かれてるのか気になった。