たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

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最終話まで見た。
人の心や記憶を操作したり潰したりできる人たちの話。
超能力ものなんだけど,従来あるSFと全く表現方法が異なっていて,なかなか何が起きているか理解しづらい。また描かれてる舞台も中国マフィアの中の話で,登場人物も少なくかなり閉じた世界。ある意味超能力ものとしてはかなり斬新な作品だと思うが,これは三宅乱丈原作からしてそうだったと思う。
自分は原作の冒頭数話をみてそのあとは見てなかった。なので,桂木の過去が出てきて,会社の中の人間関係が明かされたオチにちょっとびっくりした。あぁ,これがこの作品のヤマだったんだ。
人間関係が濃密で,ちょっと見ていてしんどかったが,斬新さは感じるんだよなぁ。ただ超能力バトルというよりは,人の信頼とか騙しとかそういうののやりとりで,もしかしたら超能力でなくても描ける話をあえて,こころをいじるという形で描いたのかもしれない。なので,人の心のドロドロしたところ,屈折した愛情みたいのがたっぷり描かれている様に思った。見てる方がもう少し距離を置いてみた方が良いのかもと思った。原作がどういう風に描かれてるのか気になった。