たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

サムライチャンプルー 14話

前回からのつづき。ムクロと役人に化けていた*1シレンの策略により,船が爆発し海に落ちたムゲン。海に沈んでいくムゲンは過去の(島から抜け出すまでの)想い出が頭をよぎる。ムゲンの敵を討ちたいとジンにいうコザ。一方フウは砂浜で網にかかり気を失っているムゲンをハッケーン。コザの導きによりムクロを斬ったジン。しかしそこにコザはいなかった。コザとシレンにはめられたことに気づいたジンとムゲン。ムゲンはシレンを斬り,そしてコザを斬らず,一人コザは残される。

臨死体験の表現って,センスが現れると思いませんか?。シュールさと映像的な美しさが求められるからです。元々この番組は背景が異常…非現実的と思えるくらい綺麗なときがあるんですが,ムゲンの想い出のシーンはともかくそれ以外の臨死体験シーンはなかなか良かったです。
いい落し方でした。コザは誰か強い男にたなびいてないと生きていけない弱い女なんだけど,生きるためには仲間を裏切るような女。一番したたかで,地に足がついたキャラだと思うけど,ムゲン自身がそういう彼女の男(シレン)を斬り,そしてコザは斬らない。もちろんコザも救わない。思いっ切り否定されて終わったという事でしょう。
いつもは,ムゲンとジンのどちらかしか動かない回が多いんですが,今回は両者とも役割を果たしました。

*1:もともと役人なのかな?