アンチスパイラルとの戦い。敵はグレンラガンと同型のロボットとなり戦ってくる。アンチスパイラルは自らの進化を止め,同胞を封印した元螺旋族だった。戦いの中時空のひずみにより地球への道が開き,地球のみんなの前でのたたかいになる。みんなの力を受け,ロージェノムの犠牲によりグレンラガンは勝利する。そしてシモンとの結婚式のさなかニアは消滅する。旅に出るシモン。20年たち,それぞれは未来に向け成長していた…という話。
半分以上戦いのシーンでしたが,なんか背景の星星とかを含め,すごい色合いになってました。派手ー。
熱い勝利の後の悲しい別れ。唐突だけど…。まぁこの作品全体にいえるのだけど,基本的にこれまでのアニメのフックを集めてるような感じなので,こういう展開もお約束といえばお約束…。でもハッピーエンドじゃなくて,ちょっとさびしい終わり方にしてしまったなぁ…という気はした。なんかさびしい。
アンチスパイラルが進化を放棄し,同胞を封印してもなお力があった意味が良くわからなかったのだけど,それは怒りか悲しみだったのでしょうか?。進化が世界を滅ぼすというメッセージが一応こめられていたのだろうけど,なんとなくそれを勢いで払拭したのは,正解なのか?という気はする。
全体通して書くと,ガイナックスらしい,アニメのお約束と勢いを詰め込んだアニメでした。プロットの時点で矛盾を持っているのか?プロットを無視して話を構成したのかわからないのだけど,お話より勢いなのがガイナックスらしいかな?。でも主要キャラであるカミナを半分も行かないうちに殺しておき,最後までみんなの心の中にしか出てこないのは,ちょっといままでのパターンからははずしていたかもしれません。
いずれにせよ,楽しめました。ありがとうございます。