たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

もっけ 3話

静流の同級生の兄が取り付かれてしまうって話。
同級生の兄は学校の勉強ができなく,悩んでいるうちに取り付かれてしまい,精気を抜かれてしまう…。静流は爺さんに祓って欲しいと頼むが,ほっておけと言われる…が結局折れて祓う。
原作通りだったと思うけど,この辺がこの作品の立ち位置ではある。物の怪か妖怪かわからないけど,取り付くものを別に積極的に祓うわけでもない。この辺が蟲師とは異なるのだけど,ほっておいたら話があまり進まないので,まぁとりあえず何らかのオチはつける…。今回は爺さんが祓ったけど,事故ったりして一段落つくまで何もしない場合もあったように思う。特に実際に憑かれる瑞生と違って静流はみてるだけなので,やっぱり地味なんですよね。
でもこの妙なバランスがこの作品のいいところでもあると思います。なんでも人間の思うとおりにいかなくて,自然に身を任せないといけない場合もあると。今回もほっておいたら,兄は病気になったり狂ったりしたのでしょうか?それでもそういうものだ…とあの爺さんはいいそうだよなぁ…とは思った。
でもそのぶんカタルシスにかける作品でもあるんですけどね。美人姉妹がでてなかったら本当に地味な作品なんだけど(笑)。