騒動が収まった後，怪我の治療をした夜トは小さい子供を連れて街を歩いていた。それは再生した恵比寿であり，恵比寿が気に入っていたレストランに夜トは連れて行くところだった。神々の攻撃に耐え切れず恵比寿は夜トの腕の中で消え，新たな命として再生した。しかし元の恵比寿の記憶はどこにもなかった。小福の住まいに戻った夜トは，人を切るのは嫌だ…と雪音にいう。そこに現れるノラ。ノラは恵比寿をはめたのは「お父様」という。夜トはノラを拒絶し，ノラは夜トの前から消える。雪音は人助けのために，妖を切ればいいと夜トにいう…という最終回。
「お父様」の正体がわからず，例の先輩が現世の姿…というところで続きの存在を示したが，それ以外は綺麗に終わったと思う。恵比寿が助からなかったのは少し悲しい。恵比寿の行動については，言葉では語られたが，これまでの話の中では，あまり印象的なシーンがなかったため，ふーん，という感じではあった。
全体の感想としては，雪音のグレ具合に時間を割いた前シリーズに比べるとずいぶん見やすく楽しく見れた。前半が毘沙門，後半が恵比寿のエピソードだったが，前半の方が印象としては強い。ただこの作品，ギャグがたくさん出てくるが話としては，結構暗いし出てくる悪役もかなりエグイ。軽い気持ちで見ると結構しんどいので，そういう意味では二期で慣れたのかもしれない。
そういう意味で，評価を上げた二期だった。ただ一期では頻繁に見られたひよりのパンチラがほとんどなかったことだけが，寂しい(w。
どうもありがとうございます。三期も期待してます。
