シーマイヤーはルーザーの妻の体を作った化け物で襲ってくる。しかしルーザーも集めたナンバーズで，反撃追い詰めるがすんでのところで敗れる。一方キョウマは何もできなかったという記憶を思い出し自暴自棄。落ち込んでしまう。それを奮い立たせるミラ。なくしたジェネシスの記憶を二人で追う。記憶の中ではジェネシスを使って雅を救うことが世界を滅ぼすことを悟り二人でジェネシスを壊していた。記憶取り戻しジェネシスがないことをシーマイヤーに告げる。そしてシーマイヤーを奈落へ落とす…というエンディング。
前半はルーザーのターンで，主人公であるキョウマの影がないと思っていたら落ち込んでいた…。あとはミラがヒロインらしくキョウマを救いシーマイヤーの騒ぎにケリをつける。
記憶を取り戻し一件落着…と言いたいが結局百合崎博士がなぜ自殺してミラに何を托したかはいまひとつわからず。湖畔の犯罪編の位置づけも，今回キョウマを救うための経験値を上げるため…としてはちょっと弱い気もするのだが…。
ということで，シーマイヤーの話は終わったが，どうもすっきりしないところもある。2期を作るのかという気もするが，どうも無理やり話を畳んだようなところもあり，作れるのかしら?…という気も…。
いずれにせよ面白そうな設定がてんこ盛りなのに，いまひとつ消化不良なのはもったいない。
全体を通して，おじさんのダンスが秀逸…ってところで見始めたが，ミラとキャラのかわいらしさ，キョウマの不器用な男らしさが魅力だった。話の設定も興味深かったので，1クールで無理やり詰め込んで駆け足になったのは残念。是非別の事件を元に続編をやって欲しい。お疲れ様でした。
