ゾンビの尻子玉を取れなかったので人間に戻れなくなった一稀たち。カッパの生活に馴染もうと暴走する。悠はカッパが普通の人間からは認識されず,これまでのゾンビも認識されてないが,今回尻子玉を取られてないゾンビは,翌日までニュースになっていることに気づく。一稀はこのまま家に帰らずカッパとして暮らすと言い出すが,春河が警官にさらわれてしまう。ケッピの協力を仰ぎ,追いかける。そこでケッピからは,それをやってるのはカワウソ帝国,かってカワウソ帝国とカッパ王国は争い,カワウソが勝利した。カワウソは人間の欲望エネルギーを狙っているという。警官にさらわれた春河は箱詰めされて送られる。一稀は追いかけるが,目の前で箱ごと奈落に落ちる春河をみる。助けたいというが,ケッピは一稀の尻子玉を春河に移植すれば助かる。しかしそうすると一稀の記憶や,これまでにやってきたことは全て帳消しになるという。一稀は春河の足の怪我もなくなるということから,それを望む。しかし悠らはそれを止め,その時,春河も春河には欲望がないということで,奈落から返却されシュレッダー処理を受けそうになる。3人とケッピで春河を助け,そしてゾンビの尻子玉も回収するという話。
春河を助けた後のゾンビの尻子玉回収が,あまりに短すぎて,よくわからなかった。
今回は春河のカミングアウト。もっとも春河の告白は一稀の母を追い返したことで,すぐに一稀には受け入れられた様子。
ここでカワウソ帝国の警官二人側の事情が軽く描かれて,次回からそっちの方に描写が移るのか?という予感。