たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

虚構推理 24話 (最終回)

昼下がりの高級ウナギ店で,食事をする若い男二人。しかしそこに琴子がカウンターで一人食べてるのを見て,なぜ若い女の子が?と引っかかる。そして二人のうちの一人が,友人である相手にたいして,お前は妻を殺しただろう?という一通り推理を披露した後,犯人といった男はそれを否定し,二人は別れてしまうが,実は本当に妻を殺しており,男はこれから自首に行くつもりだった。しかし琴子が呼び止め,その男の最近の体調不良は,死んだ妻に取り憑かれてるだけなので,警察に行く必要はないという,話。
まぁクロージングということで,単発の変な話だった。ちょっとありえないシチュエーションで,気のおけない友人同士とはいえ,相手を殺人犯扱いして,特に喧嘩にならないとかありえるかな?と思った。そういう奇妙なところも含めて虚構推理ぽいので,それ自体には不満はない。ただ,今夜琴子と九郎がしっかりやるんだなと思うと,なんとなく,あぁーぁ,とか思ってしまった(笑)。琴子って言うことが品がないことが個性で見た目とのギャップが売りんだろうけど,言葉で言うだけだと,言ってるだけとか耳年増とか思うこともできるけど,流石に九郎の家に泊まりに行って,その前にうなぎを食べて,そう言う話をしてるシーン見せつけられると,この後,実はなかったとは思いづらいなぁ,ということで,ちょっと辛い(苦笑)。
全体を通して。
琴子というキャラが好きなので,楽しく見れた,といいたいところだけど,今回は琴子の意地悪さというか,怪異以外には冷たい側面が前面に出て,少し引く感じがした。そういう意味では,六花が,琴子を警戒して,九郎から離そうとする行動をするのも,少し共感するところがあった。そういう意味では,今回色々推理は出たけど,基本的には琴子に遊ばれてる感があった。六花との直接対決もなかったので,琴子が苦労するシーンはなく,周辺の人たちが振り回させる様な話ばかりだったので,少し盛り上がらなかった気がする。原作的に,もうこういう話しか残ってないのか,それとも温存してるのかはわからない。もう少し,違う話も見たいなぁと思うので,また続きを描いてい欲しい。