空たんの物語も今回で終わり…．ぼくらももう心の準備が出来ました．頭から落ちたら空と京四郎がいつのまにかくるりと180度回ってロボット(名前忘れた)の手の上におりたり，それをみたカズヤ兄さんが訳もなく，ズキューンと撃たれて廃人になったり，他の絶対天使も相方の元に帰ったりしても驚きませんとも…．…というか超展開かもしれませんが，ここまで超展開が続いてきたので，様式美にしか感じませんとも:-)．
しかし，やっぱりせつなの扱いがせつないなぁ…．京四郎はすっかり空とその気になって，二人の世界で盛り上がって空が消えても探して，そして再会するし．その間空のお友達に手紙を出してフォローしたり，京四郎の身の回りの世話をしたのはすべてせつな…ぁぁ(T_T)…．
それでも最後は「京四郎のいいこと」じゃなくて「せつな自身がしたいこと」…としてそれができたのが彼女の成長だったのでしょう．でも廃人の世話をしてそれなりに幸せそうなワルキューレやソウジロウにかみつくたるろって，きっと今夜もハァハァな(違，かおんやひみこに比べると，やっぱり寂しいです．神無月の巫女の時の大神君以上に寂しいです．
…というわけで，お話はおしまい．ネットも盛り上がりましたが，わたしも盛り上がりました．どんなトンでも展開でも，受け入れられるのは役得だなぁ…という気もしないでもないですが，それだけ尖った展開を12話続けられた…って事が偉いのでしょう．まぁスターシステムだから視聴者に受け入れやすい…っていうのもあったんでしょうが．ただそれもあってか，京四郎と空という(おそらく)この話の主人公より，わき役の方が魅力的に映ったのも事実です．どちらの主人公もヘタレや自分勝手…な感じがして，あまり好きにはなれませんでした．それがやっぱりせつなの先行きがかわいそう…って感じたというか…．わかれた二人が再び出会うシーンも，思い入れが強ければ感動したのかも知れませんが，そうじゃなかったので「普通にまとめたな」と感じたというか…．神無月の最終回の長セリフのように聴いていて泪がこぼれる…ってまでには行きませんでした．
まぁでもいずれにせよ，良かったです．神無月のスタッフはすばらしいですね．これからもこういう尖った作品を産み出して欲しいものです．お疲れ様．
