「とらドラ!」感想
大河を追いかける竜児と実乃梨。大河には逃げられるが実乃梨は竜児に想いを告げあきらめる。竜児は大河を待ち伏せバイト。そこに現れた大河の母。竜児と大河は駆け落ちして結婚することを覚悟。亜美や北村の協力もあり竜児の祖父のところへ行く…という話。
怒涛の展開だったけど,違和感がないのはさすが。竜児と大河が自分達の気持ちに素直に向かい合ったのと亜美と実乃梨が竜児をあきらめたということなのだけど,これまでの経緯が効いているので,深みがあるものとなっていた。ただここに来て大河の母が出てきてというのは,まぁ溜め込んでいた展開とは思ったけど泰子ママが逃げたのは何故?というか何から逃げてるの?大河の母の追及とか?
というわけで,なぜ駆け落ちをする必要があるのか?という気がしないでもない。そもそも進学せずに働くという竜児の判断も頭がいいものではないし,18歳になっても未成年の結婚は両親の同意がいるというのを知ってるのだろうか?とか突っ込みどころが多いのだけど,それも含めてあの年頃はそういう勘違いも含めて勢いで突っ走るものだという気がするので,それはそれでうまく描けていると思う。