たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

翠星のガルガンティア 全体を通して

虚淵脚本ということで,みな警戒して見始めたが(笑),終わってみたら良い見終わり感の作品だった。
この作品に描かれている,例えば宇宙での異生物との戦い,AIを搭載したロボットとの友情,海洋モノ,進化した人類,宗教的存在として立ちはだかる敵,女首領(w,アニキ!(w,などというプロットは,ほとんどどこかで見たようなものをふんだんに盛り込んだという様相なのだけど,なぜかすごく新鮮に見れた。多種の要素の組み合わせが絶妙なのと,船団を大陸の様に扱うというのはちょっと新しいということもあったのだろう。
とはいえ,1クールなのに終盤までなかなか話の方向性が見えず,すこし話が散漫な感じになってしまったことも否めない。この舞台で描けることはたぶんたくさんあって,それを1クールに押し込むには無理があったのだろう,というかもっと見たいんですよね,この舞台で。でもストライカーが無い今となってはサブストーリしか作れそうもないし。
終わってみればレドの成長モノだった気もするし,ストライカーの成長モノだった気もする,そして他の人たちも。
今期のロボットもの三本のなかで唯一の1クールモノだったけど,現時点では一番面白かったです。
うーん,でもやっぱりもったいない。