たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

2020年6月期終了アニメ作品雑観

2020年6月頃終了アニメも,だいたい見終わった。あと残ってるのはULTRAMANくらいだけど,まぁこれ自体はNetfilixでは昨年の作品みたいなので,いいかな。あとで別途補足しよう。
今期は,ご時世だけど,新型コロナの影響で,放送されなかった作品,途中で止まってしまった作品がいくつかある。だいたいは7月以降に放送再開するみたいなので,次期の作品とて扱うつもり。一方で,しっかりやりきった作品も多く,むしろそういう作品は最後まで作画が乱れる様なこともなかった。もともと余裕があって作られていた作品ばかりが残ったのかもしれない。
いつもの時期に比べて若干作品が少ない気もするが,余裕があって作られた作品が多かったからとしたら,そのせいか,今期は割と良い作品が多かった様に思う。
自分が全話見た作作品について,感想を以下に書く。例によって良いと思った順番で並べた。

かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
シリアス系の作品,ギャグの作品,どれを一位にしようと思ったが,これを一位にしよう。とにかく毎回腹を抱えて笑うことが多く,純粋に楽しめた。もともとかぐやと白銀がお互いに告白させようと策略する話だったはずだが,今回はかぐやの変な性癖,あと石上とミコの話とか,主役二人の勝負以外の話が多かった。かぐやはもう白銀が好きすぎておかしくなってると思う(w。あくまでギャグとして描いているがキャラの掘り下げも良かった。というか,直接的に描くだけじゃなく他のキャラの視点で掘り下げるところもうまい。そして今回はノリに乗ったナレーション,何度も笑わせてもらった。最終回までキャラを掘り下げて折角いい話にしたのにBパートでぶち壊しにする余裕プリ,綺麗にまとめず次回作への期待も高まる。エンターティメントとして秀逸でした。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第2部
これも第2期。もともと1期が2期ありきの作り方だったので,そのまま続きという感じ。流行りの生まれ変わりファンタジーだが,生まれ変わりゆえの苦労とか事情とか,周りに助けられてなんとか馴染んでいく,そういうのを主に描いた1期と変わって,青色巫女見習いとして側仕えや,孤児院をまとめ上げて,神殿で世界を広げて行くマインの成長の話だった。ある意味大人への入り口を描いたところであり,この後のマインのさらなる飛躍が気になる。とにかく丁寧に描かれており,上品で好感が持てる。原作はマインが大人になるまであるみたいなので,続きをまた作って欲しいと思う。
BNA ビー・エヌ・エー
TRIGGERというアニメのお約束が得意なスタジオがらしく作った作品だったと思う。ロボットものでもなく,転生ものでもなく,SFでもない。BEASTARみたいに動物だけの世界ではなく,人間と獣人という不思議な設定。だけど本編の感想でも書いたが,人間と獣人の対立にならなかったのは不思議だった。過度にディフォルメされた作画が楽しく,ストーリもさほど深刻にならない様に描かれていたという意味では,良いエンターテイメントだったと思う。
グレイプニル
今期シリアス寄りで,かつバイオレンスな作品としては一番。ただエロも多く,ギャグもあって,微妙なバランスだとは思った。ストーリや世界観が独特で,最後まで世界設定がつかめず,原作に手を出したが,原作もまだ描き切ってるわけではないと思った。そういう意味ではもう少し原作が進んでから作った方が良かったのではないか?という気がする。

上記4作品は順番付けに悩み,まぁ基本順不同みたいな感じ。つづけて。

かくしごと
久米田康治漫画が原作。というとシャフトの絶望先生が浮かぶ。とはいえ,ストーリーは久米田氏の実体験も混ざった漫画家あるあるのギャグと親子コメディみたいなもので,不条理ギャグはなし。当初シャフトテイストがあるのか?と思ったら,そうでもなかった。むしろ,背景の綺麗さ,君は天然色をEDに使ったあたり,なにか違う方向性を目指していた気がする。話の背景には結構深刻な話があるのだけど,それを表に出さず,最後に明らかになった後も,ほのぼのとした親子関係で描いたのも良かった。マンガ的で平面的な久米田氏のキャラにあの背景は贅沢だよな。良質なギャグ作品でした。
アルテ
中世の女性画家を主人公とした話。貧乏貴族で,女性は嫁に行くだけという時代に逆らい画家職人を目指すアルテ。だんだん周りを巻き込んだり理解されたりして成長して行くという成長もの。いわゆる王道で安心して見られた。ただ昨今この手の話も転生者やファンタジーにされてしまうので,フィクションとはいえ,実在の中世のイタリアを舞台にしたというのは,ある意味新鮮だった。こういう作品,もっと作ればいいのに。
プランダラ
日々の行いが点付けされ,点数の良し悪しでその人の人生が左右されるという不思議な世界で,陽菜という女の子が母の遺言で撃墜王をさがし,そうであったリヒトーと出会うという話。2クール。この作品もエロコメディ描写が多い。でも裏っかわには暗い話があるという意味ではグレイプニルと似てるのだけど,あってに比べてこっちは随分明るめでバカバカしく描いている。1クールだと面白いと思わなかったかもしれないが2クールで複雑な世界の背景が見えてきて,面白いと思う様になった。ただ原作はさらに広がってるみたい。この作品も,転生やファンタジーじゃなく,一応今の世界とつながった未来の話なんだよなぁ。登場人物が点付けされているから当初ゲームの世界か?と思わせておいてそうじゃないというのは興味深かった。これもゲームテイストから,SFへ戻ってきたということなんだろうか?でも改造された撃墜王ならわかるが,ジェイルの様なキャラが力を持ってるのってどうしてだっけ?って思った。とにかくそんなことよりも陽菜がヒリトーの前で裸になったり,やろうぜ,と言ったりするのが,ギャグじゃなくて話の必然になってるのが,天才だなと思った(笑)。

この辺まで,良かったと思った作品。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
ゲーム世界への転生ものか,しかも乙女ゲーか守備範囲外だな,と思って数話だけみて切ろうと思ったら,案外面白くて最後まで見てしまった。破滅フラグをかわすために苦労する話かと思ったら,主役のカタリナがとにかく男女構わず無意識にたらしこんですかれまくるという展開だったのは面白い。まぁおかげで後半はあまり緊張感はなくほのぼのしていて,最後のエピソードだけ取ってつけた様な感はあったのだけど。
波よ聞いてくれ
感想は書いてなかったが,一応全話見た。原作はアフタヌーンを毎月買ってることもあり,一応見てるが,最近はあまり読んでない。沙村広明というよりも竹易てあし名義の漫画がすごく好きなので,このテイストは好きなんだけど,ちょっと原作は長くてついて行くのに息切れがしてる。そういう作品ってちょっとアニメになったと聞いても,どうしょうかなぁと迷ってしまう。で,アニメ,声優がすごいなと思った。原作の世界を,なんとか上手く再現してるなと思った。
LISTENERS リスナーズ
ロックミュージシャンの名前とか,位置付けとかを微妙にネタにしたロボットアニメ。ただあんまり上手く回ってないなぁと思った。殿下だけはそれっぽかった。
球詠
配信でみた,女子公式野球もの。王道といえば王道。でも楽しく見れた。

この辺までは,ちょっと引っかかったりもしながらも,それなりに見終わって,マァマァという感じ。

以下,神之塔 -Tower of God-,白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE,八男って、それはないでしょう!は全話見たけど,ちょっと自分には語る資格がないと思った。

ということで,今期はこんな感じ。継続してる作品もいくつかあるけど,配信で見る作品が増えたなぁという意味では,「今期」という考え方も,今後変わってくるのかもしれない。でも配信ではあまりやってない作品にもいい作品が多い。配信時期とTV放送が微妙にずれているせいか,ネットで作品感想が以前より盛り上がってる感じがしないのは気のせいだろうか。でも自分としてはこのスタイルで,また良いと思う作品は毎話感想を書ければと思う。