分割2クール終了。その前の第一期からするとだいぶ間が開いて，時代が追いついたせいか，一期を見たときほど，映像の革新性は感じなかったが，それでも非常にクオリティが高く世界時代を動画で描くという表現がすばらしかった。そもそもこの作品は人間は蟲を描くための道具の様に思えることもあるし，逆に蟲が人間を描くための表現の様に感じることもある。
続章の前半は結果的に不幸になる人が少なく，このままいい話が続いてくれるのかと思っていたら，後半の終盤にはむしろやりきれない話が続いて凹んだ。しかもフィクションというより，実際の人間社会にある負の部分を蟲を使って描いているように感じた。
そういう意味では人間社会がある限り題材は無限にある気がする。原作は尽きたのかもしれないが，この世界観でアニメオリジナルの話を作っていけるような気がするのだけど，また時期を見て再開してくれないだろうか。もちろん原作を書き溜めて欲しいというのものあるけど。
お疲れ様でした。
