新作アニメで盛り上がる映像研だが,浅草氏は設定が煮詰まらず,まだ話のプロットが出来上がらない。いらいらする金森氏。そこに生徒会と学校が外部イベントでの販売をやめろと圧力をかけてくる。会議で難癖をつけられるが,納得せず反論する金森氏,と平行線。一方映像研は百目鬼の生録に付き合う。廃墟で動くサイレンを見てイメージが湧く浅草氏。また川で水の音を収録してると生徒会書記がやってくる,という話。
金森氏苦難な回だった。これ全開に金森氏の昔話をやってるから,金森氏が金儲けにこだわる理由がわかるというか,金がゴールでないことがわかるようになってるんだけど,多分学校や生徒会はそう見てくれない。
金森氏は,他の連中が支離滅裂なことを言っていると思ってるが,大人視点で見ると,こういう理屈で止められてしまうよな,とは思う。お金を扱うとダメという明確な理由は道理がないのだけど,お金を扱うとトラブルになりやすいというリスクはある。でもお金があった方が活動は広がる。少なくとも人件費考えるとマイナスだからね。利益を出してるとは言わなくてもいいだろうし。金儲けてはいけないなら,コストを全部出してくれということもできるだろうが,そんなの無理だろうし,そもそもそれだと最初に嫌がった下請けと同じ構造になる。金森氏は個人で販売をするからいいと言ってるが,それはそれでリスク高いよなぁとは思う。大学だと学生起業があるけど,高校だとねぇ。
ところで,ダンスで締めくくるって,ルーの唄ですよね。