ギルにみんなで立ち向かい倒す。しかしギルは列車を暴走させて,シカゴの街にぶつける算段をしていた。天晴は車で進路を塞ぎ列車を止める。そしてレースは再開。天晴が勝つ。日本に帰るかと思われた天晴だったが,飛行機を作りたいと残るって話。
ギルを倒すのはお約束にしても,前回まであれだけ圧倒的だったギルが,みんなで協力したとはいえ,倒せたのはあまり説得力がなかった。あとあれだけ人を殺したのに,普通に捕まって裁判とかも…。まぁ死ねばいいというわけでもないけど。レースもなんだか勢いだけで買っちゃったなぁという感じ。まぁでもこれはもともとそうかと言えばそう。
普通にハッピーエンドという感じだった。日本に帰らないのも,そうだろう。でも作画は良かったし,しっかりとエンターテイメントとして仕上げてきてる感じはして,安定感のある作品ではあった。上記の通りギルの強さとかがよくわからないというのはあったのだけど。いくら開拓時代とはいえ,一人の人間があれだけのテロ行為を目論めば,軍とか警察とか出てくるだろうに,勝算があるわけないのだけど。
全体を通して。歌舞伎ファッションによるなんちゃって幕末アメリカ冒険もの。エンターテイメントとして楽しくみれた,という感じか。