正体不明の大規模爆発に巻き込まれたルディは気を失っている時に,神の声を聞く。そこで気がついたら,目の前にいる男を助けろと言われる。目を覚ましたら焚き火の横にいて,目の前に男がいた。その男は残虐で知られるスペルド族の男だったので,最初戸惑ったが神の声に従い話しかける。その男は人間であるルディが自分に語りかけたことに驚き,ルディと一緒にいるエリスを元の場所に送り届けると約束する。途中立ち寄った魔族の村は実はロキシーの実家であり,ロキシーの両親とも知り合いになる。そしてスペルド族が恐れられてるのは,以前ラブラスにスペルド族が協力して戦った時に,与えられた槍のせいで一族皆が正気にを失ったためだという。その男はルイジェルドといい,一族の名誉回復のために子供を助けているとのことだった,って話。
ここで神様とか転生前のルディが出てくるのは意外。神様は「100万の命の上に俺は立っている」の神様みたいだなぁと思ったが,最近の転生者はだいたい神様が軽い。
とりあえず神様の助言は役に立った様子。よく砂漠を何日も歩く旅ができるなとは思ったが,ここでルディの水を作る力が役に立つとは。