たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

ぼくたちのリメイク 12話 (最終回)

罫子に言われ,恭也は元の大学生の時間に戻ろうと言われる。しかし一晩,シノアキと娘と過ごす。戻った恭也は,自分のことではなく,他の人たちのサポートをしようと決心するって話。
結局未来の子供がいる世界はなんだったのか?。恭也が戻ったら無くなるのか,別の恭也がいるのか?。恭也が娘とシノアキに会いに帰るのは,なんかズルというか,贅沢というかわがままだなぁと思った。まぁでも今後のシノアキの復活のために,必要な過程だったんだろう。
続編の告知は無し。原作は続いているようだけど,とりあえず,この先,恭也が心を入れ替えて過ごすという感じで終わった。
全体を通して。帰るとしたら,大学生じゃなくて,失業して故郷に戻ってきたところにではないのか?と思ったんだけど,あそこに戻ることはもうなんだろうか?。時間ループものというか,過去に戻って人生やり直す系の話で,やり直していたら歴史改変をしてしまい,焦るという展開だった。まぁやり直すんだから,その時点で改変になるよなぁとは思う。
なんかずっと見ていてモヤモヤしていたのは,主人公の恭也が最後まで好きになれなかったということだろう。最後に反省したみたいだけど,事態を変化させたのは当人である。元の世界で成功していた成功者を潰してしまったと反省はしたようだけど,結局恭也はその天才たちの才能が開く現場に自分も居合わせたいという望みは変わってない。なんか自分勝手な人だなぁ思った。
あと,恭也が本当に親しみを感じているのは英子じゃないのか?。だとすると,シノアキや奈々子を惑わせてるのは,どうかと思う。あぁそう考えると,これ恭也自体がサークルクラッシャーって話なんだな。
まぁこういう苦言を書いたのも,今作品が,都合のいいチート物というよりは,ちょっとリアルなテイストがあるからだろう。過去への転生,やり直しという今はやりのスタイルの一つだけど,少しだけ,毛色が違っていて,そこは面白かった。この先もちょっときになるけど,やっぱり主人公を好きになる気がしないので,悩ましい。