たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

86-エイティシックス- 23話 (最終回)

モルフォとの戦闘が終わり,シン達86部隊は,連邦へ帰り,暫定大統領の家で穏やかにすごす。しかしレギオンの生産システムは維持されており,さらなる戦闘が必要とのことで,シン達はその部隊にいくように言われる。一方レーナはレギオンの共和国侵攻に対し準備をしていたせいで,しばらく持ちこたえていたが,共和国は崩壊する。しばらくし連邦から援軍が入り,救援をしてもらったが,生き残った共和国民は自分たちの非を認めることもできずにいた。そんな中連邦から,共和国からも部隊を出して欲しいとのことで,レーナは大佐となり連邦へ向かう。そして,シン達とレーナはついに顔をあわせるって話で,終わり。
この最終回だけみると,とても良かった。シン達の視点,レーナの視点を対象にして,そこで終わるかと思ったらCパートもあってうまく集約した。構成がよくできていて,感動できる作りになっていた。
とはいえ,最終回なので全体の感想を書くと,この最終回のために全てがあったということなんだろうけど,ちょっと2部は冗長だったではないか?という気もする。1部の最後にレーナと別れて,ほとんどシン達の話を描いていて,それなりに色々あったけど,半分くらいの話数でもよかったんではないだろうか?。レーナがどうなったのか?は気になっていたが,最終回まで明かさないで描く必要あったんだろうか?。
作品全体的に,やたら気を持たせるところと,逆に饒舌すぎて暑苦しいところが結構あって,個人的にはお腹いっぱいに感じることが多い作品だった。最終回は素直に感動できたから,そのために必要だったんだと言われると,そうなのかもしれないが,そうかなぁとも思う。ただこういうことを書いていいのかわからないが,この作品に関しては,最後の2話を3ヶ月遅らせたのは,案外いい効果をもたらしたなぁと感じたりもした。それまでのテンポの重苦しさがリセットされたし,それだけよくできた最終回だった。