たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

時光代理人 -LINK CLICK- 12話 (最終回)

犯人を暗室におびき寄せ,ヒカルが閉じ込め,トキが写真から出入りして,犯人を攻撃する,その間に警察を呼び寄せ逮捕させる。そして刑事からエマの写真を手に入れたトキはエマの自殺を止めようと写真に入る。自殺を止めたと思った瞬間,リンに誰かが乗り移りヒカルを刺してしまうって話。
最終回に向けていくつかの事件が繋がり,そして解決するという気持ち良さを見せたかと思うと,最後に大どんでん返し。真犯人は別にいたってところで終わる。ある意味見事と思ったが,第二期はアナウンスされてません(w。まぁでもこれでないとかありえないでしょって終わりだから,思わせぶりなものよりいい様に思う。
全体を通して。
中国制作のアニメで,いろいろとノリが違っていて肌に合わないと思うところもあったが,かなり緻密に構成されていて,見所があった。主人公たちはいくつかの事件に関わるが,当初は独立した事件と思っていたら,それぞれに繋がっていくのがお見事。そして最後の最後に真犯人が別にいると。よくよく考えると主人公の二人だけが特殊能力者というのはおかしいので,同じ様な能力者がいるとするのが多分正しいんだろう。
一方,ほとんどの事件が親子関係を描いてるのが興味深かった。一人っ子政策で,親が過干渉になる一方で,子供は自分のものだという意識が強い様に思った。あと味方でなくなったら敵みたいな感じがして,少し仲違いするだけで哀帝を憎む様なところもあり,その辺はお国柄なんだろうか?と思った。
そういうところとかちょっとしんどかったのだけど,話の続きは気になる。続きをお待ちしてます。