プラテネスで一躍有名になった幸村誠の新連載。
他の感想を巡回して，「連載大丈夫なんだろうか?」→わたしも若干同感…。月刊紙とかの方が良かったのでは?…。でも週刊マガジンというメジャー誌という意味はあるのかなぁ…。「ヒストリエを思い出しました」→前半の戦いの部分が割と淡々とリアリティを持つように描かれているところは，わたしもそう感じました。ファンタジーというより歴史物…という意味で。でも後半の主人公が動き出してからは，やっぱり少年誌ポイな…と:-)。
というわけで，第1話は大変すばらしい。西洋の中世以前(とういより中世前半か)の歴史物…ってなかなか無いし，あっても嘘時代劇とかになるパターンが多いので，こういうマンガは大歓迎です。でもやっぱり週刊連載心配(^^;)…。
個人的には西洋なんって中世以前は民族や信仰が違えば「蛮族」と称して，捕まえて奴隷にするは，簡単に殺すわ…って国だったんじゃないの?…という思いがあるので，こういうのを淡々と描いて頂けるとうれしいです。もちろん日本もバンバン人殺していた時代ですが…。人間ってほっておけば他民族を平気で蹂躙しがち生き物で，だからこそ冷静にどうやったら他民族とうまくやっていけるか考えるべきで，人間は元々思いやりがあるので，ほっておいても大丈夫，野蛮なのはあいつらの方だ…っていう考え方には反対なので…。っていうのは少年マガジンじゃ重すぎるテーマか(^^;)…。
