全体を通して書くと…とても良いツンデレでした,…っていうのはシャナの感想の時も書きましたよね(^^;)…。釘宮ボイスにツルペタのツンデレは,既にインフラだと思います。これは基盤なのです,日本のアニメのお家芸なのです。ジャンルなのです。だれがこれをアレンジして新たな作品を作っても,それは真似や二番煎じではなく,伝統芸能なのです…という印象がすっかりできあがりました(笑)*1。
まぁ本作は,そういうお家芸の上に,あまりシリアスにならない妙な軽さが良かったです。終盤の話は実は重いところもあったんですけどね。
それでも,そのくだらなさ(誉めてます)も含めて,バランスの良い作品だったなという印象が残りました。伏線も丁寧に張って綺麗に消化しましたし,作品的なブレもなかった。1クールで原作ありだから,原作の美味しいところをコンパクトに構成したということなのかも知れませんが,安心してリラックスして見られる作品でした。良作。
…というわけで,まぁ第二期をやるにしても,またはこのインフラの上にまた誰かが新たな作品を作るにせよ…,釘宮ボイスにツルペタのツンデレをまた期待してしまう自分がいるのですた…。