たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 20話

黄さんの当番回後編。作戦に失敗した契約者の女を始末する様に言われるが,黄がそれをできなかったときは一緒に始末しろといわれる黒と猫。一方黒は教祖から契約者と人間の違いについて語られる。しかし女は自分から命を絶った…という話。
これまでのいろんな話の積み上げが利いてきて,地味な話だったけど面白かった。教祖が語る契約者と人間の違いは能力ではなく合理的な思考をするかどうか?,まぁ情があるかどうか…ってことなのか?演歌か…。
そうなるとそもそも組織って何なんだろう?って気がしてくる。一回の任務失敗で契約者を簡単に始末するって辺りの情のなさはやっぱり組織も契約者なのか?と思う一方で,これって官僚とか企業とか,いわゆる人間の巨大組織的な臭いもする。人間は組織になると合理的になり,そして個々の人間ではありえないような「能力」を手に入れるのだけど,それを個人の単位に集約されているのが契約者なのか?と。そうだとすれば契約者は人間社会の象徴みたいなか?。人間そのものの欲望を怪物にしたのがスピードグラファーユーフォリア(だっけ?)だったけど,契約者は人間社会を怪物にしていると…。
…とか,まぁちょっと思ったけど,よくわからないままお話は続いております。