たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

正解するカド 4話

電力を無限に供給できるワムを提供された日本。その扱いに困惑する。しかし国連は,ワムを国連の管理下におくことを決議し,従わない場合日本に制裁を加えるという。ワムを国連に提供することはヤハクィザシュニナの意思にあわないということで,真道は苦慮する…という話。
真道は日本政府をやめヤハクィザシュニナの窓口として動くことになった。カウンターは徭になるが,いじられているみたい。
面白い展開になった。無尽蔵にエネルギーが得られるのに,国連は使用にためらうのか。日本がそのエネルギー供給源になることが気に入らないのだろうけど,国連の中では優等生である日本にそこまで露骨に拒否感を示すかなぁ。
あと,日本の首相が,ヤハクィザシュニナの意思に添うように動こうとしてるのも不思議。ヤハクィザシュニナを正義だと思ってるのか。普通に考えれば国民が人質に取られてるので,と考えがちだが,それと国連を敵に回すの天秤にかけるのには違和感がある。というか,我々の日本の政治家のイメージはもう少し事なかれ主義じゃないか?。なんか今の現実の政権が,長期政権で,奇妙な正義感のある人が首相だから,若干リアリティがない事もないんだけど,政権がころころ変わっていた頃だったら,首相があれだけ強く意思を示すとか,ありえねーとか思ったと思う(苦笑)。そういう意味では絶妙な時代に放送されたよなぁ。
…。まぁ示された課題は面白いと思うんですよねぇ。ただ,日本政府や日本人が何の葛藤もなく,選択していくさまが,違和感があってもったいないなぁと思った。