ブリッツの娘が復活。駿河がメテオラの力を使い書き換えたもの。これいよりブリッツが陥落。弥勒寺は白亜と戦い苦戦。そこに割ってはいるひかゆ。颯太の目の前に現れ絡む真金は颯太の描く世界を現実にする力を与え，弥勒寺にハンガクを返す。白亜の妹を殺したのは，弥勒寺じゃなかった。アリステリアは鹿屋に協力，結局アルタイルは独りになる。セレジア，鹿屋，アリステリアでアルタイルに攻撃を仕掛ける。そこに現れたのは，セレジアの宿敵?ガランだった…という話。
作者が存命なキャラは所詮，作者次第というわけか…次々にメテオラ陣営に加わっていく敵の姿は，爽快というよりは，ちょっとずるい気がする。もちろん，そのために承認力を得るとか駿河の体を張った行動とみせるところはあるのだけど。それだけに，作者が死んでいるアルタイルと真金というのは，今回の中で菊地原が手を出せないところなんだろう。
それにしても颯太がやろうとしてることが今ひとつわからない。真金が颯太をそこまで買うのもよく解らないが，とりあえず，承認力の後ろ盾が無くてもなんとかなりそうな感じになったので，最後にはなにかやらかしてくれるんだろう。
あと，シビアな話のようで，ひかゆの話や，白亜のネタバレの話とかの挟み方など，妙に軽いノリを入れてくるあたりはこの作品らしくて楽しい。
