たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

さらざんまい 9話

サラの機械で凍ってしまったケッピ。皿が運ぼうとして道路に転がり,トラックにはねられバラバラに。でもサラがくっつけて治す。玲央に撃たれて重症で意識がない燕太に呆然とする一稀。ケッピによりカッパとして復活するが,時間制限があり,長くは生きられないという。一稀は希望の皿で生き返らせるという。玲央は真武が元に戻ったと喜ぶが,カワウソに弄ばれる真武を見て絶望する。一方悠は兄と逃げていたが,組からの追っ手により最後は兄が撃たれてしまう…という話。
3人とも希望の皿でなんとかしたい,と思う展開だろうか?燕太は,一稀がかまってくれれば,特に要望はないということかな?
3人と書いたが今回は悠の話がやはり多い。最低な奴が生き残るといい,子分も平気で殺す悠の兄だが,悠だけは見捨てたり利用したりしないんだよなぁ。
カワウソとはなんなんだろう?。玲央の真武への思いを「欲望」と言い,欲望がカワウソのようにいうが…。
そして欲望がなく愛しかなかった春河。全て望んだことは叶ったと無欲っぷりを言う。彼のこの言葉は,欲望へのアンチテーゼであり,この物語の鍵である気がする。そして最低と自称する悠の兄も,実は自分のためではなく,悠のためだけに生きてるような節があり,案外彼にも欲はないのではないだろうか?。
兄弟愛に欲望はない,という話なのかもしれないが,相変わらず抽象的でわかりにく表現であり,どこに向かってるのかさっぱりわからない。