たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

鬼滅の刃 25話 (最終回)

炭治郎の傷も完治,訓練でも上達しすっかりカナヲと張り合えるほどに。そして三人に新たな指令が下りる。一方鬼の方は下弦の鬼が集められ無惨から粛清を浴びる。唯一一人だけ気に入られ,血を与えられパワーアップする。炭治郎は旅立ちの前に挨拶して回る。アオイは自身に自信を持ってなかったが炭治郎の一言で気持ちが変わる。カナヲは自分の意思がないということを炭治郎に告げるが,炭治郎の行動で刺激を受ける。かくして炭治郎,善逸,伊之助の三人は列車に乗る,という終わり方。
そういえば炭治郎は新しい刀もらったの?前回鍛治の人来てたけど。
最終回,俺たちの旅はこれからエンドだけど,映画の予告が同時にされ,どうやら列車の上で,パワーアップした鬼と戦うことになる様子。あの鬼って前回のグロな鬼と同じなの?。
ほとんどが旅立ちのシーンで,無惨の怖い粛清シーンはえらくグロかったけど,他はほのぼのした話だった。というか炭治郎のコミュ力すごい。さすが長男。カナヲを氷解させるのは,まぁそうかなとか思ったけどいつも不機嫌なアオイも落としちゃったよ。そういえば伊之助とかも炭治郎にやられてるんだよな。
そんな日常シーンだけど,ギャグが相変わらず冴えていて面白かった。
全体を通して。
大正時代の頃の舞台とした伝奇というか猟奇というか,鬼と人間の戦いみたいな話。
とにかくUfotableの作画がすごくて毎回唸らさせた。音楽も梶浦由記だし,とにかくスタッフを十分に備えた力を入れた作品で,それが見事に作品の面白だに昇華できていた。そういえば,最終回の瞬殺された鬼たちの声優も豪華だったなぁ(w。
一方で,キャラが独特で主人公の炭治郎が独白も含めてよく喋りちょっとうざい様に最初感じていた。特に「男が」とか言うと,今の時代ちょっと合わないなぁとも思ったのだけど,後半あまり言わなくなったのか気にならなくなった。というか後半は善逸というもっとうざいキャラが存在したからかもしれない。そういう意味では,なんか全体としてキャラの芝居が不思議で,ギャグとシリアスのバランスもちょっとおかしいと思う様なところもあった。ただ日常シーンが多くなった最後の数話は,ギャグの炸裂がすごくて,腹抱えて笑った。まぁギャグが冴えすぎていて,シリアスの部分がむしろ浮くのかもしれない。
大変満足な作品だったが,原作もまだまだ続いている様子。面白かったからいいのだけど,最後の数話は時間稼ぎをしてる様な感じもした,と思っていたら続きは映画。映画もいいのだけど,やっぱり二十数話進める様なTVシリーズでもまた続きを作って欲しい。
,とか思ったけどFateもそうだけど,一旦映画に行くと,ずっと映画で続きを作ると言う傾向もあるよなぁ。まぁこの辺はスポンサーとかにもよるのだけろうけど。
というわけで,大変面白く満足な作品でした。お疲れ様です。