初日の舞台で倒れてしまったルイ。二日目の舞台としてビルを指名する。ビルの役はレゴシがすることになった。なんでこんなことにと思ったレゴシだが,舞台の直前にビルがウサギの血を持っていることに激昂する。そして舞台は進みビルは主役としてのクライマックス。レゴシはいきなり本気でビルに殴りかかる。舞台はめちゃくちゃになるが観客は舞台に引き込まれる。そこにルイが割って入り,舞台を丸く収める,という話。
なんか変な話と思いつつ,キャラの演技に引き込まれる。肉食獣が隠れて草食獣の血とか飲んでいる世界なんだ。そもそも彼らは普段何を食べてるんだ?。肉食獣が草食獣に食欲を感じてるのに,こういう世界が成り立ってること自体が不思議。これは何かの比喩なんだろうか?。男が女に性欲を感じるのは本能だけど,男女が同じ学校で仲良く学園生活を送ることを強いられることの比喩だろうか?。いやだけど,性欲は少なくとも大人になって本人同士が同意すれば肯定されるものだから,食欲とは違うよなぁ。
レゴシがビルに怒ったのはウサギ血だったということもある様子。自分がハルに感じた感情が思い出されたということ。