たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでられません~ 26話 (最終回)

トロンべの駆除後、荒れた土地を再生すべく魔力が必要になる。フェルナンドは、マインを傷つけた騎士に、再生を命じるが、大した効果はない。そのあとにマインが行うと、一斉に台地は緑に覆われた。マインの魔力を見せつけた形になった。今回の騒ぎの代償に、服の新調と、かばってくれた騎士への恩赦を頼むマイン。後日、フェルナンドはマインを呼び出し、マインの記憶に同調する魔道具を使い、マインの前世の記憶を見る。その中で、マインも思い出さないようにしていた、前世の母への記憶を思い出した。マインが別世界の大人の女性の記憶を有してることを理解したフェルナンドは、その知識が膨大な地益を産み出すことを察するが、周りの貴族からマインを守るために、有力貴族にマインを養女にするように依頼する。一方マインは本来の母の映像を見たことで、あたらめて家族のありがたみを実感し、今の家族との絆を強めようと思う、という最終回。
トロンべが魔力を吸収するのは秘密という話がちょっとあったが、そもそも魔力は植物の栄養になってるようだから、トロンべも例外ではないという話ではないのだろうか?、とちょっと思った。
原作は読んでないが、wikipediaとかみると、この後もいろいろと波乱万丈な展開があるようで映像としていてみたい気持ちが強い。ぜひ続編を作ってほしいと思う。
全体を通して。
異世界転生もので、成人が子供に転生する展開は多いが、その体の元の持ち主はどうなったのか?をきちんと描いている作品は珍しいので、興味深かった。とはいえ、その事実は結構残酷でもあるよなとも思った。
マインは元の世界では大人の女性だけど、もともとコミュ障的な人であったにせよ、転生した世界でも、大人というよりは大人の知識を持った子供という性格なのは、そういうものだろうか?とも思った。まぁでもそこが魅力なんだろうけど。
我々の世界の中世とかの紙や本が発明される前の過去の世界と同等か?と思いきや魔法とかが存在する世界というのも面白い。単に過去への転生物でもいいんじゃない?とも思うが、魔法がやっぱり重要なんだろうか?。別に転生ものって歴史ものでもいいと思うが。
いずれにせよ、原作にせよ、アニメ作品にせよち密に作られている感じが伝わってきて、とてもよかった。上にも書いたが、ぜひ続編を作って、この後のマインの話も描いてほしい。