君彦は3年間シエスタの助手として一緒に世界の敵と戦ったのち,シエスタを無くし,無気力に過ごしていた。ある日,夏凪渚という少女が人探しを依頼する。だれかわからないが会いたい人がいるという渚は心臓移植を受けていた。君彦は心臓の持ち主の記憶だろうというが,それでも渚は会いたいという。刑事の加瀬風靡の協力のもと,以前ハイジャックをしてシエスタと君彦に捕らえられたコウモリに会い,心臓の持ち主を探して欲しいというが,コウモリは渚の心臓はシエスタのものだという。シエスタが君彦に会いたがっていたということをしる君彦のもとに,新たな依頼者が。
プロットは面白いのだけど,話の展開がちょっと早すぎて,都合良く話が進みすぎている気がする。今回の登場キャラも前回のコウモリが役に立って,少ない登場人物だけで,話が解決するのは,そのためにキャラを組み立ててますって感じになるなぁ。なんかこういう展開は,もう少し話を進めてからやって方がいい気がするんだけど,結局渚の心臓がシエスタのものとわからないと君彦が動かないってことだったんだろうか?。
あと,前回も思ったが,渚が女子高生なのはいいとして,君彦とシエスタはもう少し年齢を高くした方が,話に説得力が出てよかった気がする。まぁこういう可愛らしいキャラでやりたかったのかもしれないが。